( 裏庭に出たい )って言うから、出してあげたら
こんなところに寝ちゃった。

何だか様子が変…と思っていたら、ウンチが消化不良的な感じ。
そして最後の最後に下痢ピー。
あっちゃ~~!!! 何がいけなかったかしら!?

ルルが下痢になるってあんまりないんだけど…。


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朝ご飯もほとんど残していて、大概残りを午後から食べるんだけど、
今日はもう胃腸を休ませる為にプチ断食にしてしまった。

急いで町のスーパーまで行って、本葛を買って来て、
本日はそれを飲ませて終了です。


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朝食べていないので、夕ご飯楽しみにしていたみたいだけど、
今夜は我慢だよ。ルル。


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私に(ねぇ、ご飯は?)…と、訴えにやってくるんだけど、
胸が痛いわぁ~。
ごめんねぇ~、ルル。


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明日は良くなっていますように!


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以前も書いたことがある、雷対策。
フラワーレメディやリラックスCD、ボディラップを巻く…などなど。
良いというものを試してみたけれど、ルルの場合はアコナイトが当たりました♪

ホメオパシーは、人間と動物の為のホリスティックを学んだ半年間の中で
教えて頂いたのですが、常備しておくと役に立つものがいくつかあります。

(私はキットで先生から購入しましたが、ネットで単品で購入できるようです。)


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アコナイト(  Aconite )は36のレメディで一番最初に入っているレメディです。
恐怖とか、パニック、ショックの時に使うと良いので、雷や花火などの時に
使うと良いかも…と思って使用してみたら、これがとても良かったんです。


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これらのレメディは電磁波に近ずけてはいけないとか
直接触ってはいけないとか、使用方法、保管方法に細かな制限があります。

お水に溶かして飲ませるのはOKですが、食べ物に混ぜ込むのはNGなのです。
では、どうやったら上手く犬に飲ませられるか…ですが、


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小さな瓶から、レメディを直接手で触れないように取りだし、
スプーンを二つ使って、こんな風にして潰し、


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それを少量のお水に溶かしてシリンジで飲ませる。(以上です


今までは上手く飲ませられなくて、床に落としてしまったり、
口に入れたはずのレメディが吐きだされたり…でしたが、
これなら上手く飲ませられます。
(落ちたものは使えません。落ちたもの、直接手で触れたものは
瓶に戻してはいけません。)

直接触ってしまうことでレメディの波動が変わってしまうから
効果も薄れてしまうのだと思います。

ホメオパシーは勿論人間に使うものなので、実際にいろいろと
自分自身で試してみるのが一番です。

単品であればそんなに高くないと思うので、雷・花火などを
酷く怖がる子には、試してみても良いかもしれませんよ。
シニアの子が怖がる姿は可哀そうだもの。心臓にも負担掛るだろうし。


参考になったら拍手してね☆

昨夜のells地方は酷い雷と稲光で…。
何度か停電を繰り返したので非常に焦りました。
実際、停電していた時間はそれぞれ短時間だったので助かりましたが、
いやいや、これが30分とか1時間以上とかになったら大変なことになる!!!

雷を怖がってハアハアしているルルをなだめてあげる前に
暗闇の中をウチワを探し歩き…頭の中は
もしも停電が続いたら、この暑さをどう乗り切る???を
考えていました。
(ウチワなんかで乗り切れるわけがないのだけど)

クーラーも扇風機も止まって数分で
あっと言う間に家の中が蒸し暑くなる。
雨が降ってるから窓も開けられないし、
開けたところで風もなし。(最低ぇ~)
これじゃルルが耐えられない。

本当に今年の暑さは異常だわ。


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停電も落ち着き、避難所に入れてもらったルル。
ホメオパシーのアコナイトをシリンジで飲ませて
ようやく落ち着いて横になりました。
アコナイトはルルには良く効いてくれるので助かります。



ね、見て見て。
昨日ソファーに乗れちゃったから、今日も上がってみたよ。


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以前出来ていたことが、また出来るようになる。
どんなに小さなことでも、それは凄く嬉しいことだよ。

でも。
何が出来ても出来なくてもルルはいつでも完璧だから。
その存在がさ。

どこの子もそうだよ。みんな完璧。



今日はソファーに上った。
知らない間に…。

下りる時が危ないからヒヤヒヤしたけど、
それも上手に降りた。

凄くビックリしたけど、嬉しかった。


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21時48分撮影


昨日は東京で仕事でした。
お陰さまでルルも母たちに預けていける状態になっていたので、安心でした。
ただ、問題は水分です。
私が居る時には水分をシリンジで何回か飲ませますが、
両親にはそれができないので、”これなら絶対に飲んでくれるスープ”
を用意して行って来ました。

これまでたくさんのシニア犬をみてきたレッツなので、前庭疾患についても経験豊富。
獣医さんでは教えてくれないアレコレを聞くことができました。

突然立てなくなったり、ふらついたり、倒れたり…と言う症状が来る前に
やはり小さな兆候はその前から出ているようです。
そして、やはり水分不足と気圧の関係は大きいみたい

家の子はお水を自分で飲むから安心…と思っていても
どのくらい飲んでいるか把握できている飼い主さんはそんなに居ないと思うなぁ~。

必要水分量(ml)= (体重 g )× 0.05~0.07

体重が18kgのルルだと900ml~1260ml です。
結構な量でしょ?
(これは目安なので、環境や運動量によっても必要な量は変わるし、
夏は多め、冬は少なめ…とか調整も必要)

それに加えて、以前も書いたけどシニアになると人間も犬も
水分を蓄えておけなくなるから…ね。
こまめな補給とコラーゲンをプラスしないとやっぱりダメですね。

では。ルルと一緒にミルコラ始めますか。



撮りたてホヤホヤ画像。
お久し振りのルーさんです。


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今日は朝と夕方にほんのちょっとだけ歩きました。
そして芝生の上でローリングも

まだヨロヨロする。
これが後遺症なのか、それとも1か月間動かなかったせいなのか…。
もう少し経ってみないと私には分かりません。

ただ、後脚の筋肉は確実に落ちましたね。
マッサージとリハビリでやれることはあるのですが、
あまりハアハアとさせたくないので、もう少しそれは
涼しくなってから…と思っています。
それはいつでも取り戻せるから。

夏を嫌いだと思ったことはなかったけど、動物に打撃を与える
この暑さ。憎いと思いましたね。

もう夏なんかいらない。


何を出しても見向きもしてくれなかったルルが
とっても喜んで食べてくれたジャーキーです。

本当に助かったんだぁー!
何にも食べてくれないって、凄く辛いんだよね~。
こっちが参っちゃって、ノイローゼになりそうだったから。

これは食べさせても安心だし、漢方入りで体にも良さそう♪
ちょっとお高いけど、こういう時には仕方がない。
もっと欲しいって大変だったけど、漢方が入っているので
規定量以上はあげられなかったんだよね。
          


        鹿肉五膳 


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鹿肉って美味しいんだね♪
鹿肉メインのフードを見つけたけど、かなり高価。
でも、シニア犬がみるみる元気になるらしい。


お魚系が好きな子だったら、こちらもお勧め。



  feel green天然素材シリーズ 鮭スティック 
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香りを嗅いだだけでも相当美味しいんだろうな…と言うのが分かる。
普段は歯磨き後のご褒美にしかあげない特別なオヤツです。

”これなら絶対に食べてくれる!”ってものがあると良いですね。
欲を言えば、それが安心で安全なもの。
皆さんのワンちゃんはどうですか?
これなら絶対に食べるっていうものがあったら、是非私にも教えて下さいね。


7月16日(火)

AM4:00~ 嘔吐。 黄~黄緑色でネットリした感じ。

昨夜から朝まであまり寝ていない様子。

AM8:00~ 知人たちに電話して少し冷静を取り戻す。

処方された錠剤は飲ませることが難しいので、
お水に溶き、少量ずつ確実に飲ませるようにした。

朝ご飯には大好きな生鮭でオジヤを作ったが全く見向きもしない。


AM15:00~ オシッコをする。結構長く。
昨夜のオシッコの時よりもオシッコポーズがしっかりしている。

排泄時に補助しようとするとルルは動かなくなるので、
UFOキャッチャーのような格好で、いつ倒れてもキャッチできるように
中腰で両手を開いてルルの後をついて回る。

AM20:00~ レバーペーストを作り、少し舐めさせる。
水分も飲ませる。


AM21:00~ ほとんど吐いてしまう。



15日からの激しい眼振は2,3日でだいぶ治まった。
4日分の薬は全部お水で溶いて飲ませることが出来たが
経口補液はほとんど飲めていない。

「普通に飲まない場合は、ご飯の上にかけて上げて下さい。」
なんて、看護婦さんは簡単に言っていたけど、
お嬢さん、具合の悪い犬猫はそんな簡単なもんじゃないですよ…と
言ってやりたい。
ただでさえ食べないというのに、こんな変なもの混ぜたら
絶対食べないですから。

開封したら冷蔵保存。2日で捨てて下さいっていうんだもの。
ほとんど捨てることになったよ。そんなの無理無理!

薬を飲ますので、少しは胃に何か入れて欲しかったが、
食べ物も水分も、体内に入れると吐く…を繰り返す。
入れる水分よりも吐いている水分量の方が多くて、参ってしまう。
吐くのは本人も辛いし…という事で、食べるものは入れず、
とにかく薬を溶いた水分だけ確実に飲ませる。

一日400mlの経口補液を飲ませるように言われたけれど
100mlも飲ませることが出来ない日が続く。


7月19日(金)

処方された薬が終わるので病院に行く。

先生に食べない、飲めないことを話したら、
「どこかが悪いわけじゃなく、ルルの場合はメンタル面なのかな?」 と言われる。

・ 納豆キナーゼ 1日2回 一錠ずつ × 7日分
・ ステロイドの注射を1本

「今日はステロイドの注射を1本打っておきます。
このお注射の副作用はねぇ~、食欲増進されちゃうんです。
食べ過ぎちゃって困ってます…って飼い主さんに言われるんですよね~。」


・・・・って、先生は凄く嬉しそうに私に言った。

ルルは乳製品は好きかと聞かれたが、不思議とこの6月くらいから
牛乳を1滴も飲まなくなってしまった。

アイスクリームはどうか?と聞かれたので、アイスクリームは大好きですと
答えたら、
「じゃ、今日からしばらく解禁ね♪」 と言って、奥から少し持って来てくれたけど
顔を背けてしまう状態。

アイスクリームなら喜んで食べると思っていたので残念。

病院から帰宅後、長いドライブに疲れたのか、
倒れて以来、初めて自分からお水を器から飲んだ。

急いでハーゲンダッツのバニラを持って来て舐めさせようとしたが
小さじ1杯弱を舐めて顔を背けてしまった。


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7月20日(土)

お水をシリンジで30ml。
自分でお水を少し飲む。

AM9:00~ 嘔吐

AM10:00~ 流動食

AM11:00~ 薬とお水少々

PM2:00~ 流動食とお水

PM5:00~ ササミのジャーキー1枚
       カツオのジャーキー少々
       お水

PM6:00~ ササミのジャーキー1枚とお水


PM8:00~ ササミのジャーキー1枚
       カツオのジャーキー少々
       お水


流動食には、肉、魚、野菜類とほんの少量の穀類を煮て、
ペースト状にした。
今まで好きだったものも全部受け付けてくれず、
ティースプーンに半分くらいを無理に口の中に入れるのが精一杯。

ダメもとで、鶏肉のジャーキーを鼻先に持って行ったら食べてくれた。
鰹のジャーキーも試してみたら、これも喜んで食べてくれた。
乾きものでは水分が取れないけど、とにかく今は食べてくれるものなら
何でも良いと思った。
ネットで良さそうなジャーキーをすぐに注文した。



ようやく食欲が戻ってくれて、ご飯を作る喜びを感じています。
食べてくれるってさぁ~、本当に嬉しいものだよねぇ~。(しみじみ…)


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鯵、ご飯、ニンニク、キャベツ、キュウリ、ピーマン、納豆
オリーブオイル、アマニ油、サプリメント

今年は新年早々いろいろと大変なことがあったルルですが、
頑張って乗り越えてくれて、12回目の家の子記念日を迎えることができました!

もう、本当に有り難い!
感謝、感謝です!

前庭疾患の発病から3週間が過ぎまして、ようやく今までと
変わらない生活に戻ってきています。

2週間を過ぎた頃から散歩に行きたがるようになりましたが、
10分強くらいで強制的に終わるようにしています。
ルル的にはもっと先へ行きたがるのですが、結局途中で動けなくなり
慌てて抱きかかえて戻る…ということが3回ほど。

階段も下りでバランスを崩して落ちたり…と(危ない~~~)、
運動機能的にはまだ完全に安心できない感じです。

まだまだ暑いし、とにかく無理なことをして体に負担を
掛けないようにしたいと思っています。


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  とてもルルとは思えない。12年前の今日?



(1)始まりと出会い

2001年の6月にルルの家族は居なくなりました。
”夫婦揃って悪事をする”この地域では有名な家で、
ある日とうとう警察に連れて行かれたのです。
それは地元新聞にも出たので、あっという間にニュースは広がりました。
( 確か、あそこの家には犬が居たよね…)


しばらくの間、近所の人たちの間でそのニュースは話題になりましたが、
”そこの家の犬”について知っている人は誰も居ませんでした。
皆そこに犬が居たことすら知らないのです。高く生い茂った垣根の奥。
しかも隣の家と家との間の狭いスペースに小さな小屋を置かれたルルの姿は
外を通る人から見ることが出来なかったのです。


そこに犬が居ることをどうして私が知っていたかと言うと…
その家には以前、白い犬が居て、エルザとの相性がとても悪く、散歩で通ると
いつもワンワンと吠えられていたのです。
他の犬とも大人しく付き合えるエルザでしたが、そこの家を通る時だけは
5,6メートルくらい前から毛を逆立ててグイグイとリードを引っ張り、
「いつでもかかって来い!!」の戦闘体勢に入りました。
いつの頃かその白い犬の気配が無くなってからも、その家を通る度に
鼻息を荒げるのは続いていました。
(あの犬の匂いがまだするのだろうか…。よっぽど相性が悪かったんだなぁ…。)
「エルちゃん、もうあの犬は居ないんだよ!」


新しい犬が居ることに気が付いたのは2000年のいつ頃だったのか
記憶していないのですが、何気なく垣根の方に顔を向けた時、
その隙間から奥の方に仔犬がいるのが見えました。
「ここの家、また犬を飼ったんだ」


その仔犬は私たちが覗いているのが分かったようで、
一生懸命小さな尻尾を振っていました。「可愛いなぁ~~♪」
(でもここのお家じゃ可哀想だけど…)


思えばこれが私とルルの一番最初の出会いでした。
この時ルルは生後何ヶ月くらいだったのでしょう。
飼い主に覗いている所を見られでもしたら因縁をつけられるぞ…と
気が気ではなかったので、私はルルの顔を全く覚えていないのです。
私に向かって尻尾を一生懸命振っていた姿だけが今でも印象強く残っているだけです。



あそこに犬が居ることを私以外の人が知らないとすると…
あの犬はどうなってしまうのだろうか?
気になって気になって仕方がなく、両親に話をしてみる事にしました。
「ねぇ、あそこの家には犬が居たよね? あの子、どうなってるんだろう?」
家に連れてきても良いか…と私に聞かれるのを、二人はすぐに察したようで、
父は、「やめてくれよ。家じゃエルザが居るんだ。面倒なんてみられないよ。」 と言い、
母は、「あそこにはお嫁に行った娘さんが市内に居るって言うから、大丈夫だよ。
いくら何でも娘さんが餌をくれに来てくれるよ。」 と言いました。
「そうか…。そうだよね。娘さんが面倒をみるに決まってるよね。」
私はそれを聞いて胸騒ぎと罪悪感からようやく開放されたのでした。


そんな話をしてから1ヶ月半くらい経った頃でしょうか。 何とお嫁に行ったその娘さんも
親と共犯だったと言う事で捕まっていたことが分かったのです。
私の中の胸騒ぎは前よりももっと大きなものとなって、一気に戻って来ました。
あれからかなり経つ。 7月、8月のこの猛暑の中を生きているだろうか?!
とても怖くて一人では確認に行く勇気がなく、知人に付き合ってもらい、
外が真っ暗になってから懐中電灯を持って出かけて行きました。
恐る恐る例の場所を照らしてみると、闇の中にこちらを見て一生懸命尻尾を振る、
その子が居ました。 (生きていてくれた!!!)
最悪の事態を予想していた私は胸を撫で下ろしました。


YDR(横浜ドッグレスキュー)の北浦氏から紹介されていた、Ⅰさんと言う
地元の犬猫をレスキューしている方に相談し、即日保護という事になりました。 
しかし、相手が相手なので後々大事になる可能性が考えられると言う事で、
北浦氏がきちんとした書類を作成して下さいました。
犬の所有権を始め、この犬に関する一切の権利を放棄すること、
新しい飼い主が誰なのかけして探さないこと等々、里親となった人が完全に
守られるようにと、その内容はとても安心できるものでした。
その書類をⅠさんが警察暑まで持って行って下さり、
警察官の確認のもと、飼い主からサインをもらいました。
さらに念には念を…と警察の方から”間違いなく確認した”という
警察官の署名捺印まで付いた確認書まで付けてくれたのでした。


2001年から犬にかかった金額と共に簡単な覚え書きをつけた手帳があります。
そこに…
「 平成13年8月3日 リンダが家の子になる  父親は一時預かりのつもり 」
「 平成13年8月6日 ルルがうちに来る  家族一同が一時預かりのつもり 」
と、あります。
ルルは当時、一時預かりのつもりでした。 3日前にリンダを引き取り、父親には
「リンダはちょっとの間預かるだけだから。」 と母娘で騙している最中。
同時期に2匹の犬の里親になるなんて、とても無理な話でした。
エルザは年を取っているし、椎間板ヘルニアが酷かったので
ゆくゆくは介護…という事も頭の中にはあったのです。


ある日、ドッグトレーナーにルルを見てもらった時、
「この子は(私には)難しいだろうな…。」と、言われました。
別の日に他のトレーナーの方にも同じようなことを言われました。
奴は本当に手強かったのです。 成犬で、人に対しての不信感、恐怖心を刷り込まれて
育ったであろう事はリンダと同じなのに、人に対しての反応の違いはまるで正反対でした。
怖いからすぐ腹を見せて降服してしまうリンダ。 怖いから歯を見せて構えるルル…。
尻尾をあんなに一生懸命振ってくれた犬とは思えない、体を触られる事への
過剰な反応の仕方でした。


「この子を家庭犬として可愛がってもらえるように躾けて里子に出す。」
前途多難な日々を想像すると(大丈夫か?私に出来るか?)と言う不安は
ついて来ました。でも、何故か不思議に ” 諦めずにやってみよう ” という気持ちは、
すでに固まっていたのです。
この犬と向き合うことは、犬に対する愛情と根気を試される機会を与えられたような…
そんな気がしていたからです。


この子を保護する為にⅠさんと行った時、小さな小屋の前には
取り替えられたばかりと思われる飲み水が置かれていました。
(誰かこの子の面倒を見ていてくれた人が居るんだ…。)
突然居なくなっていたら心配するだろうな。悲しまないだろうか…。
そのことがとても気掛かりでした。 数日後、あの家のお隣を訪ねてみることにしました。
勇気を出してチャイムを押し、「お隣の犬のことでちょっとお聞きしたいのですが。」
と切り出すと、そこの奥さんがいろいろと話をしてくれました。


以前に飼われていた犬の時から散歩は勿論、餌もろくに与えていなかったこと。
平気で犬を置いて何日も留守をしていたこと。
そして自分達は食べ物を与えたりしたこともあったが、飼い主から当てにされるのが嫌で
いっさい手を引いてしまったこと…。
「犬には可哀想だけど、かかわりを持ちたくなくてね…」
かかわり合いを持ちたくない気持ちはよく分かりました。お隣同士なら尚更だったでしょう。
(そしたら誰がこの子の面倒をみていたのだろう)


「この子に餌を持ってきてくれた人をご存知ですか?」 と聞くと、
「さーねぇ…」 と首を振られてしまいました。
結局分からずじまいで終り、それから2ヶ月半が過ぎていきました。



私は2001年春に引き続きYDRへの寄付金集めに10月25日から6日間、
空き倉庫を借りてチャリティーバザーを開いていました。
昼間の数時間はルルも店番犬として一緒に連れて行きました。
そんな、ある日。店先に繋いでおいたルルが突然凄い声で鳴き出したのです。
全身がブルブルと振るえ、尻尾は引きちぎれんばかりに振っています。
もうリードが外れて道路に飛び出しそうな勢いなのです。
この激しいリアクションに一体何が起こったのか駆け寄ってみると、
外に陳列してあるバザー商品を眺めている年配の女性に向かって
鳴き叫んでいるようでした。
「こっちを向いて!私に気が付いて!」
……ルルは本当にそう言っているように見えました。
私は( ドキッ )としました。ルルを知っている人には違いない。
でも、元の飼い主と繋がりのある人には知られたくないと思っていたのです。


この子の尋常でない鳴き声に気が付いたその人は、ゆっくりと犬の方に
近づいて来ました。二本足で立ち上がり、自分に向かって両手を空中で
一生懸命もがいている犬を何ともいぶかしげに、しばらく黙って見ていました。
私もじっと黙っていました。・・・・・やがて、
「このワンちゃんはお宅のワンちゃんですか?」
少し腰をかがめてルルに手をやりながら、私に尋ねてきました。
(あ、やっぱりきたな…)と内心ドキドキしつつ、「はい、そうです。」と言うと
「失礼ですけど、保健所かどこからか引き取ってこられたのですか?」
と聞かれてしまいました。その質問にハッキリと答えることが出来ない私に、
その女性はとても静かに、ゆっくりと話始めました。 


「家の近所に餌をもらっていない犬が居ましてね。
その子に餌を持って行っていたのですが…その子に良く似ている気がして…。」
「その子…何て名前だったんですか?」飼い主にサインしてもらった書類には、
それまでのルルの呼び名が書いてありました。 
もしもこの人がルルの昔の名前を知っていたら私は全て黙っているつもりでした。
「名前は知りません。いつも夜遅くなってから持っていったので…」
それを聞いたとたん、それまでの緊張と入れ替わるように熱いものがこみあげて来ました。
(ルルの命を繋いでくれた人にようやくめぐり逢えた!)


「実は、この子はその犬です。」
この子に餌を与えに来てくれた人が、犬が居なくなった後きっと心を病むに違いないと
保護をした時からずっと気掛かりだった事を伝えました。
案の定その人は、誰かの通報で保健所に連れて行かれたに違いないと思っていたようで、
もっと美味しい物を食べさせてあげれば良かったと、様々な後悔で毎日胸を痛めて
泣いていたのだそうです。私とその人はそれぞれに持っていた胸の痛みや気掛かりが、
感謝の言葉となって、涙となって溢れだしました。
バザーを手伝いに来てくれていた従姉妹も、そこに居たお客さんも
一緒にもらい泣きしていました。



ルルの前に飼っていたあの白い犬の時から、食事を与えない飼い主に代わって
餌を持って行ったのだそうです。真冬のとても寒かった日に、その白い犬が
凍死しているのを見つけ、葬った事も話してくれました。
飼い主は犬を置いたまま長い事留守にしていたそうです。


「犬が亡くなっていた事、自分が葬った事、もう二度と犬を飼わないで欲しい事を
手紙に書いてポストに入れたのですが、新しい犬をまた飼ったらしい…
と言う噂を耳にしたのはそれから間もなくでした。
『もう、行ってはいけない!お前が行くから当てにされるんだよ。』
…と主人にきつく止められていたので、新しい犬にご飯を持っていくのは控えていました。
でも、新聞で警察に捕まった事を知ってから、主人に隠れて夜遅くに
餌を持って行ったんです。」


(この方が足を運ぶのを止めていた間、ルルに食べ物を与えに通っていたおじいさんが
居たようです。このおじいさんとルルが再会した時も、ルルのリアクションですぐに
それが分かりましたが、残念ながらおじいさんにはルルがもう理解できませんでした。)


命の恩人であるこの女性は、再会のひと月後にここからだいぶ離れた土地に
引っ越しされました。ルルはまるで何かに守られるようにして
命のバトンが数人の人に渡っていき、今日があります。
誰かがひとりでも抜けていたら、ルルは今頃存在していなかったでしょう。
私の姉がルルの顔を初めて見た時に、こんな事を言いました。
「この犬は徳のある顔をしているね。」…と。


”上手に散歩が出来ない”、”警戒心が抜けず、お腹を見せない”、
”体のあちこちを触らせない””嫌だとすぐ咬みつく”等々、問題をたくさん抱えたこの子に、
その年の年末「里親になっても良い」と申し出てくれたご夫婦がいました。
まだまだ家庭犬としては難しい状態でしたが、それでも良いと言って下さったのです。


「今日は連れて帰りたい」と言ってご夫婦が家にみえた時
計らずも私の目からボロボロと大粒の涙がこぼれてしまいました。それを見たご主人が
「その涙を見たら可哀相で連れて行けないよ。あんたと犬を引き離せないなぁ。」
と、渋々諦めてくれたのです。
家の両親がこのご夫婦の申し出を大いに喜んでいたのを知っていた奥さんは
私をかばうために「お父さんとお母さんには、他の家族に反対されたって言って置くからね。
ellsちゃんが泣いたことは黙っておくから心配しなくて良いよ。」とまで言ってくれたのです。


かくして問題多き、徳のある犬はこんな経路をたどり、ついに私の子供となったのでした。
人との出会いに縁があると同じように、犬や猫との出会いにだって縁があります。
ルルもリンダも全く予期しなかった出来事でしたが、実はお空の向こうでちゃーんと
仕組まれた出会いだったに違いないのでしょう。
一見困難と思えたこの犬との出会いは乗り越えてみれば、今まで味わったことのない程の
充実した幸福感を私に与えてくれます。
今は唯々、この子を私に与えてくれた見えない力に感謝する毎日です。


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昔、HPで家の歴代の犬たちのことを書いていました。
データを失くしてしまう前にブログに移しておこうかな…
今日ふとそんな風に思いました。

今日はリンダの家の子記念日だしね。

リンダという犬は、G・シェパードとは思えないほど
人間にも動物にも本当に優しく、穏やかな性格の持ち主でした。

家に迎えた時には3歳でした。

もう昔昔のお話です。


[ ”品性が悪い” と言われた犬 ]

大きな展覧会で悠然とトップを走っていたと言うのに、
銃声に反応してしまっただけで、何とドンケツに落された。
この世界ではこれで 「犬の品性が悪い」 と言う烙印を押すらしい。
たったこれだけの事で、大きなタイトルと同時に飼い主からの「 興味 」をも
失ってしまった犬…それが、リンダ。 
ある訓練所を介して、飼い主が250万円で購入してきた犬でした。


私が初めてリンダと出会ったのは2000年の夏。
ステファニ-が亡くなって間もなくの頃でした。
犬の世話をすると言う( 私としては格好の )アルバイトを以前から決めていた為、
今さら断ることも出来ず ヒクヒクしながら行き始めたのです。 
私自身は部分的に死んでいるような状態でしたが、ここに居る愛情に飢えている
犬たちの世話をしている間だけは気持ちが安らぐようでした。
バイトを紹介してくれたおじさんから、「リンダという犬には気をつけなさい、
品性が悪いから噛みつくかもしれないからね。」…と注意を受けていたので、
リンダとの初対面はかなり慎重に慎重に…と、気を使っていました。 
けれど実際に犬舎に入ってみると、リンダはたちまち私の前でひっくり返り、
お腹を見せたのです。


「リンダが吠えたら半殺しにするくらいに棒で殴ってくれ。」
「アイツはそのくらいやらなきゃダメなんだ。」
「躾けはキチッとしないといけないんだ。」
私の雇い主である社長にそう言われたのは、バイト初日の昼でした。 
雇い主に返答を返すのもどうかと思ったけれど、「分かりました」とは嘘にも言えず、
「 棒でなんて叩きませんから。」と一言。
このやり取りの直後、この家のお手伝いさんから私は忠告を受けました。
「もし、社長がワンちゃん達を虐待しているところを見ても、決して止めないで下さい…」
と。


止めたり、犬をかばったりしようものなら、なお更逆上してエスカレートするのだと言う。
時には止めた側がとばっちりをもらうこともあると言うのです。
「ワンちゃん達の事が可哀想だと思ったら、どうか絶対に止めないで下さい。」
優しいお手伝いさんに私は何回か念を押されてしまった。
聞かされた数々の「躾ける為の暴力的虐待」は、
今までよく致命傷を負うものが出なかったと、厭きれ返るばかり。


これでリンダが初対面の私にいきなりお腹を見せたのかが分かりました。 
---誰にでも即、降参すること---
ここで生きる為のリンダなりの知恵だったのです。


大好きな犬の世話をしてバイト料を頂けるこの仕事は最高だったし、
一緒に働くお手伝いさんも本当に心の優しい人で恵まれていましたが、
程なくして私はここのバイトを辞めさせてもらうことになりました。
リンダへの「 躾け 」を目の前で見てしまったのです。
躾けをしなければならなかった理由…
それは、「ハウス!」と言う指示に一発で従わなかったから。
社長の巨体から発せられる大きな声と飛び出す手足に怯え、
すでに恐怖で小さくうずくまっているリンダのお腹を、さらに蹴り上げたのです。


社長の顔も怒鳴り声も暴力も怖かった。
でもこの事態に黙っている事の方がもっと恐ろしかった。
リンダはどうなってしまうんだろう!? 「止めて下さいーーっ!」
お手伝いさんとの約束は守れませんでした。
社長はもの凄い形相を私に向けたけれど、暴力はエスカレートする事なく、
そのまま立ち去って行きました。
リンダは少しだけ出血をしました。可哀想で涙が出ました。
本当の飼い主から第三者が守ってやる事など出来るわけがない…。
とても見ていられないと、即辞めさせてもらえるようにお願いしました。


アルバイト最後の日に、リンダがお手伝いさんと一緒に玄関まで送ってくれました。
「 何だかリンちゃんとは又会えそうな気がするよ 」 「 リンちゃん、元気でね 」
そう言って別れてから一年後、
リンダは本当に家の子となって私のところにやって来ました。


飼い主がとうとうリンダを手放す事に決め、里親を探すことになった時に
私の名前が挙がったのです。
血統も良く、まだまだ仔犬も産める。 犬を食いモノにする人たちにとって
250万のリンダを只でもらえるとなれば、訓練所だって他のブリーダーだって
欲しいのです。( おそらくは、喉から手が出るほど… )
でも出産マシーンの一生、もしくは「 持ち主 」が転々と変わる事も珍しくない
シェパードの世界。リンダの幸せを心から祈ってくれたお手伝いさんのはからいで、
一番に私の名前が出たと言う話は後になって聞かされました。


当時の私はまだペットロスから抜け切れず、(エルザは居ましたが)
新しく犬を迎える事に対して表現出来ないくらいの恐怖感を持っていました。
同じ苦しみを繰り返すことへの恐怖です。
それでも引き取ることが出来たのは、決して正義感や優しさが心の中の恐怖に
打ち勝ったのではありません。この時は突然の電話で、その場で「 YES 」か「 NO 」かを
即決するように言われ、悩んだり迷ったりしている時間が全くなかったこと、
そしてYDR (ヨコハマ・ドッグレスキュー)の北浦氏との約束を
果たしたいと言う気持ちがずっとあって…。
こんな状況だったから踏み切れたのだと思います。  


しばらくの間、どんな人に対しても降服してみせる例の態度は続きましたが、
リンダがようやくここを終の棲家と安心してくれた頃に、自然と全くやらなくなりました。


犬にも人にも優しい、本当に穏やかな性格のリンダ。 最高の家庭犬です。
犬の品性って何でしょう。 何で測って、どこで良し悪しを決めるものなのか。
犬を商売にしている人たちの言葉には何の裏付けも、そして愛情の欠片もない。
私にとって、全くゴミ箱行きの言葉ばかりでした。


私の足元で眠っているリンダ。 今、ここで銃声の音がしたとしても、
たぶん目も開けずに耳をピクリと動かすだけで、昼寝を続行することでしょう。



8月2日(金)20:00~
 NHK Eテレ『団塊スタイル』
内で、
Let'sのデイケアの様子が紹介されます。

私がペットケアマネージャーの資格を取得したLet'sが
またまたテレビで紹介されます。

代表の三浦さん、伊藤さんは本当に素晴らしいです!
人間性もペットケアマネージャーとしても最高だよねぇ~☆
…と絶賛しているellsでございます。

信頼できるトップとスタッフ揃いだから成立できる
安心のデイケア施設です。

伊豆にも支店だして欲しい。





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